ぢるぢる☆びしゃしゃんずぬ

うしろの席の人が書いてるよ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

THE GET UP KIDS 『Four Minutes Mile』

フルーツグラノーラに間違えて腐った牛乳をかけて食ってしまった。なんか酸っぱいと思ったら賞味期限が20日で切れてた牛乳。それもこんな夏場に部屋で常温発酵されていた糞牛乳。いつから部屋にあった?思い出すのも恐ろしい、深淵を覗くものは逆に深淵から覗かれているとはこのこと。悪魔のパンドラの箱をあなたなら開けられますか?わたしはもうこの牛乳のミステリーを追うことはしません。私にはできません。
ゲットアップキッズのこのアルバムは小学生だったか、中学生のころだったかに買ってずっと聴いている。ずっと聴いているのにメロディーが全然思い出せない音楽だ。これはファーストだけど、これ以降のゲットアップキッズは嫌いだ。なんか音が綺麗で太くてこのアルバムにあった瑞々しさが無くなっているのだ。
このアルバムで特徴的なのはベースだ。まったく聴こえない。なんかジャリジャリ音が潰れている。だがそれが青春のいびつな部分というか、雨の日の砂利道を思い起こさせてくれる。演奏全体にコショウを振ったみたいにノイズがかかって奇跡的な印象をあたえているのだ。
このアルバムの中で最もというか唯一フックのある曲を紹介します。雨上がりのグラウンド、幽霊部員のラグビー部といった風情の裏ジャケットも最高。


http://youtu.be/pjQCGSJMB5c
スポンサーサイト
  1. 2015/08/24(月) 23:48:04|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

フィッシュマンズ『8月の現状』

 今日は8月22日の金曜日です。けっこう前にバイトの先輩から「深夜バイトをしていると曜日の感覚がズレるよ」と言われたことがあったけど、最近ずれてきています。部屋にはテレビがないし、毎日雨が降っていると外も出なくなるし、ネットで興味のあることだけ調べてたら今がどこにあるのかがわからなくなります。
 『8月の現状』はフィッシュマンズのフロントマンである佐藤伸治が存命のときに発表された最後のアルバムです。ライブ音源をスタジオでいじくったり、音を重ねたりした作られたアルバムで、ライブリミックスアルバムというジャンルに分けられるのでしょうか。私はフィッシュマンズはこのアルバムしかもってないので実際のライブとどう違うとか、どこがアルバムバージョンと違うとかは全くわかりませんが、このアルバムの頭から最後まで続くムードは大変好みです。
 実際ファンの間でも、メンバーのインタビューでも評価はそこまで高くないアルバムだそうです。ジャケットからしてわかる通り、メンバーものこった契約の為に適当に作ったとかなんかそんな気分で作ったと聞いたことがあります。
 これ以前にフィッシュマンズはポリドールへ移籍してアルバム3枚(いわゆる「世田谷三部作」というやつらしい)を発表しています。自分たちのスタジオを作って曲を作るようになって「ナイトクルージング」(『空中キャンプ』収録)を生み出し、そのあと1曲40分の大作『LONG SEASON』、アルバム『宇宙・日本・世田谷』へと続き、結果的にラストライブとなる「男たちの別れツアー」を敢行しました。うなぎのぼりにのぼっていったバンド活動の、その後に発表されたこのアルバムはまさにタイトル通り彼らの「8月の現状」を、停滞した状況をそのまま表しています。
 とにかく止まってもがこうにももう諦めた感が漂っています。音楽が漂っています。今日たまたま手にして部屋で流しながら、さっき「そういえば今は8月だなあ」と思った私です。
 中でもとにかく好きなseasonという曲を紹介します。アルバムバージョンもyoutubeで聴いたことがありますが、私はこのライブ盤に入っている、切羽詰まった雰囲気が好きです。
 これはライブ映像ですが、是非このアルバムをお買い求めになって、ぞんぶんに浸っていただきたい一曲です。今日が何曜日で何日かわからない日や、曇り空で何時なのかわからない部屋の中で目をつぶってみてください。

season / FISHMANS
https://www.youtube.com/watch?v=XRg-3tnKfJQ
  1. 2015/08/21(金) 20:47:41|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

MEGA CITY FOUR 『TRANZOPHOBIA』

 いつのまにか22才になってしまった。
 このアルバムを買ったのはたしか高校1年の頃だったと思う。高校のすぐ近くにレコードショップがあった。狭い店内にレコードとCDが溢れかえっていて、壁中にいろんなポスターやブルースマンのレコードが貼ってあるようなまあよくあるような店だ。店長のおっさんがひとりでやりくりしていて、奥の部屋と二階がそのおっさんの住まいだったのだろう、普段はレジに誰もいなくて顔をつっこんで叫ばないとおっさんは来なかった。その店で俺はこのCDを買ったと記憶している。
 入って一番左にある棚で、レジからはちょうど死角になっていたので何度も万引きしてやろうと思っていた(おっさんは昼間からグラサンをかけてるし)が、結局金のたまった月に買った。買うときにおっさんは「これはもう廃盤だからいいもん買ったな」とニヤリと笑ってた。
 メガ・シティ・フォーのことはよく知らない。活躍してたときはちょうどストーン・ローゼス、ハッピー・マンデーズ等の踊れるマッドチェスター全盛の時代で、こういう早くて甘いハードなサウンドは時代とはあってなかったようだ。
 このアルバムで聴ける「ブルー」の印象は言い換えるなら「瑞々しさ」とか「青春」と言えるだろう。あらゆるバンドがファースト・アルバムでだすべき理想の雰囲気が詰まっている。オアシスのファーストや、スーパーカーのファーストにも同じ青さを感じられる。
 いまあらためて聴いてみて、高校1年の当時よりも歌詞が沁みてくるのがわかる。子供にパンクなんて、パンクのもつ切実さや、正直さはわからないのかもしれない。このアルバムにある「21 Again」という曲の光景を紹介しよう。
 21歳になってしまっても家から出ずに実家暮らしの主人公は、毎朝新聞を開いて母親から愚痴や皮肉を言われている。新聞の隙間から目を光らせて、母親は言う。「善人しか早死にしないんだね」。なんという皮肉だろう。そんなときに主人公が心の中でいつも唱える言葉「こんなことでくじけてちゃいけない。もう21歳になったんだから。」
 すべての夢追う若者に突き刺さる詩世界だと思う。
 俺はこのアルバムを聴くときいつもリリー・フランキーの「人間は1日のうちにいろんなことを考える」という言葉を思い出す。というのも、このアルバムには可笑しいことに二つの矛盾したテーマの曲が入ってるのだ。それは「1月」という曲と「ニュー・イヤーズ・デイ」という曲の2曲だ。
 「一月」の歌詞では「クリスマスが終わって俺はどうしたらいい。次の休みもどうしたらいいかわかってないの1月はマジで最悪」と歌われ、「ニュー・イヤーズ・デイ」では「叫びてえぜ、新年サイコー」と歌っているのだ。こんなに正直なことはないだろう。俺がバンドメンバーならこの二曲を同じアルバムに入れるのは気が引けてしまう。
 訳詞を読んで思ったのが、意外にラブソングが少ないということだった。「一月」も「ニュー・イヤーズ・デイ」も若者の思うある一瞬を切り取った感動だけを歌にしている。「一月はほんと最悪」「新年さいこー!」というだけの曲なのだ。
 今日俺は12曲をカラオケボックスで作って、彼女に聴かせたが、彼女が良いといってくれたのは、「長渕剛」という曲だけだった。歌詞の内容は単に長渕剛があの歳で富士山オールナイトライブを決行しようとしている凄さに感動しているだけのメロディも内容もないようなものを評価してくれた。彼女いわく、本当に歌ってる人が思ってることを正直に歌ってるから良いと思ったと言ってくれた。メガ・シティー・フォーを聴いて本当に勇気がでた。
 ロックなんて何かを教えてくれるような高尚なものじゃない。一月が最悪だという気分だったり、新年を迎えてサイコーというだけで十分なのだ。最悪だとか最高だと思う感情を正直にメロディにのせて正直な歌詞で歌えばいいだけなのだ。
 22歳になったいま、俺よりおそらく年上であったろう、この曲を書いたWIZの感動自体を大切にする感覚を大事にしたい。最近のバンドはみな、わかりにくいことをわかりにくく歌って何か説教された気になっておもしろくない。
 この日本の田舎で、22歳になったことで感じる日々の出来事に深く感動していこうと思う。そしてその「感動」というものはどんな出来ごとであろうとほんとであることをもっと強く信じよう。人からみてどんなくだらないものかもしれなくても、自分の感動からモノをつくっていくように心がけようと思う。

MEGA CITY FOUR /twenty again
https://www.youtube.com/watch?v=GM70YuHx9Xg 

 
 
  1. 2015/08/20(木) 04:44:48|
  2. 音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。